中国の孫必幹・中東問題特使は訪問先のエジプト・カイロで16日、アラブ連盟のムーサ事務総長と会談し、現在の中東情勢について踏み込んだ意見交換を行った。
孫特使は中東問題に対する中国側の見解と主張を紹介。パレスチナ内部の団結と安定、アラブ・イスラエル間の対話再開に向けたアラブ連盟の努力を積極的に評価した。
ムーサ事務総長は中国側の立場と、調停・対話促進に向けた努力を高く称賛。中東和平プロセスと「中東包括和平案」の推進に、一層の役割を発揮するよう中国に求めた。
「人民網日本語版」2007年7月17日