北京市では今後、監査報告における各部門の予算使用状況や、人民代表大会常務委員会への各部門の報告などが、明白な形で市民に公表される。北京市人民代表大会常務委員会は報告の聴取と同時に、その内容を市民に公表するとしている。「新京報」が伝えた。
先日可決された「北京市人民代表大会常務委員会弁公庁:市人民代表大会常務委員会による監督権行使状況の社会公表に関する施行弁法」は、社会公表の内容、社会公表の形式、社会公表の期限、職責と担当の4条構成。
公表の対象となるのは監督法が定める各文書であり、人民代表大会常務委員会による監督権行使の全ての状況ではない。各内容は「北京市人民代表大会常務委員会公報」、市人民代表大会常務委員会の公式サイト、市のメディア、および主任会議が必要と認める他の形式を通じて公表される。
特別活動報告、国民経済・社会発展計画執行状況報告、予算執行状況報告、監査事業報告、市人民代表大会常務委員会の法執行検査報告は、市人民代表大会常務委員会が報告を聴取すると同時に、社会に公表される。
「人民網日本語版」2007年7月24日