北京市食品弁公室は31日「北京市食品安全管轄地管理責任調査・追求弁法」を公布、即日施行した。今後食品安全上の重大な突発事件が起きた場合、製造・販売者が責任を負うほか、管轄政府の管理責任も追及される。「京華時報」が伝えた。
管轄政府の管理責任をどのように調査・追求するのか。同弁法によると、区・県政府およびその関連行政部門が食品安全上の危険を把握しながら迅速に対応しなかったなど、4種類の食品安全事故が起きた場合、食品安全管理監督部門は管理責任調査の責務を負い、監察、公安、関係主管部門と共に事故責任調査チームを設置、管理責任を調査する。死者が出た場合は、検察機関の参加も求められる。事故状況の報告において隠蔽、虚偽、遅延があったため、事故責任の解明が不可能となった場合、調査チームは、生産・販売者側の責任を追及する。
「人民網日本語版」2007年8月1日