1998年以来、中国の公安機関は前後して20余の国から413人の亡命していた犯罪容疑者を送還させた。中国公安部の孟宏偉副部長はこのほど開かれた関連の会議で、国外に亡命していた犯罪容疑者を送還させた行為は、法律の尊厳を守り、犯罪者にとっては警告となり、わが国の建設事業、社会の安定、腐敗の懲罰に重要な貢献をするものであると評価している。
孟宏偉副部長はさらに、犯罪容疑者の送還は、民心の向かうところで、公安の職責でもあり、大局のおもむくところでもある。現在と今後の一期間において、国外に亡命している犯罪容疑者を送還させることは非常に複雑なものとなり、公安幹部の任務は重くてきびしい。各クラス公安機関は、調和の取れた社会主義社会の構築、わが党の執政の維持、国民のために法律を実行することから、犯罪容疑者の送還の重要性を認識し、使命感と責任感を強め、仕事の特色をきちんと把握し、犯罪容疑者の送還を上手にすすめるための体制上メカニズム、保障メカニズム、責任監督メカニズムなどを健全化し、新しい成果を収めるよう求めた。
「チャイナネット」2007/08/03