上海市政府機関は8月1日、ペーパーレス伝送の実施をスタートした。市の指導層が文書を電子閲覧するのもこれが初日となった。同日午後、最新の市政府会議覚書が内部ネットワークシステムによって、市政府事務所から180の関連区・県・委員会・弁公室に直接送付された。送付に要する時間は全部で5秒もかからなかった。指導部が発行したこれら文書はこれまで、印刷、分配、機密受取など多くのプロセスを経なければならず、発送から受け取りまでに通常3日ほどかかっていた。
このような電子送付方式が1日から、市政府、市政府弁公庁、各区・県政府、各部門の間の情報伝達の主要方式となった。また、市政府の指導層による文書閲覧・審査作業も、電子テキストがハードペーパーに取って替わる。
「人民網日本語版」2007年8月3日