上海師範大学歴史学科の主任でもある中国慰安婦問題研究センターの蘇智良主任はこのほど、「アメリカ下院がこのほど、日本が第2次世界大戦期間中にアジア諸国の女性を従軍慰安婦として強制連行したことに関する決議案を採択したことは、人々が期待するところであり、遅れて来た正義だ」と評価している。
蘇智良主任は、「これは、全世界の判断力を持つ人々が、真の歴史を忘れていないことを表している。中国の歴史専門家は、これに関する研究を速め、より多くの真実を発見し、人々に歴史の真相を伝えるべきだ」と述べた。
アメリカ下院は30日、日本が第二次世界大戦期間中、アジア諸国の女性を日本軍の慰安婦として強制連行したことを非難する決議案を採択し、「従軍慰安婦」という事実を正式に認め、公式に謝罪した上で、歴史的責任を取るよう日本政府に求めている。
「中国国際放送局 日本語部」 2007年8月3日