パキスタン駐在の中国大使館とパキスタン内務省は16日、イスラマバードで、パキスタンでの中国国民の安全問題に関して第1回連絡作業チームの会議を開いた。
会議は、中国人のパキスタンでの安全状況を全面的に総括した上で、安全に関する情報を交流し、次の段階で実行する安全保障措置を討議した。また、今月内に各省都に設置する連絡作業チームの支部が第1回会議を開くことを決めた。
連絡作業チームは、中国とパキスタンが今月6日に調印した覚書に基づいて設立されたもので、中国側は羅照輝駐パキスタン大使がまたパキスタン側は内務省のシャー氏が責任者となり、パキスタンでの中国国民の安全保障に関する情報や行動、措置について交流し、実行することにしている。
「中国国際放送局 日本語部」 2007年8月17日