中国共産党は第16回全国代表大会以降、党内の「大ガン細胞」と称される各級の腐敗分子を、深くえぐり取って厳罰に処し、特に腐敗の深刻な一部の省部級高官を断固として一掃したことで、国内外の目を見張らせた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
数々の兆候は、過去5年間で腐敗の蔓延傾向が一定の範囲内に抑え込まれ、法律や規定に違反した事件の総件数が減少傾向にあることを示している。これも幅広い支持と称賛を得ている。
中国共産党は第16回全国代表大会以降、劉方仁・元共産党貴州省委員会書記、高厳・元国家電力公司総経理、王懐忠・元安徽省副省長、韓桂芝・元黒竜江省政協主席、呉振漢・元湖南省高級人民法院院長、王昭耀・元安徽省政協副主席、王有傑・元河南省人民代表大会常務委員会副主任、荊福生・元共産党福建省委員会常務委員(元宣伝部長)、李宝金・元天津市人民検察院検察長、杜世成・元共産党山東省委員会副書記(元共産党青島市委員会書記)、劉志華・元北京市副市長、邱暁華・元国家統計局局長、鄭筱萸・元国家食品薬品監督管理局局長ら、省部級の高官による法律や規定に違反した事件を厳罰に処した。うち王懐忠と鄭筱萸の2人には死刑判決が言い渡されている。
「人民網日本語版」2007年8月20日