中国外交部の劉建超報道官は28日、北京での記者会見で、「中国は、アメリカがこの所数回に渡って台湾当局の『国連加盟のための住民投票』に反対する立場を強調したことを高く評価している」と述べた。
この記者会見では、「報道によると、アメリカのネグロポンテ国務副長官はこのほど、台湾当局の国連加盟のための住民投票は『台湾独立』を宣言し、台湾海峡の現状を変えることに向かう一歩だと見ており、これに反対する立場を改めて強調した。大陸側はこれについてどう考えるか」と質問した。
この質問に対して、劉建超報道官は、「大陸側は関係の報道に注目しており、アメリカの立場を高く評価している。『台湾独立』に反対し、これを抑制することは、台湾海峡とアジア太平洋地域の平和と安定にとって非常に重要であり、中国とアメリカの共同の利益に合致する。陳水扁当局が手練手管を使って住民投票を推進することは大衆の支持を得られなず、必ず失敗する」と答えた。
「中国国際放送局 日本語部」 2007年8月29日