唐家セン国務委員は2日、日本の海部俊樹元首相、二階俊博・自民党総務会長と釣魚台国賓館で会談した。「中国新聞網」が伝えた。
唐委員は「中国政府は日本との長期安定的な善隣友好協力関係の発展を重視しており、胡錦濤国家主席が示した中日関係の発展に関する16文字の方針『平和共存・世代友好・互恵協力・共同発展』を堅持し、日本側と共に戦略的互恵関係を全面的に推進している」と指摘。「今年は中日国交正常化35周年にあたる。双方がハイレベルの接触と相互訪問を維持し、各分野の互恵協力を不断に拡大し、民間交流の発展に力を入れ、両国民間の友好感情を増進し、中日関係の健全で安定した発展を促すことを希望する」と述べた。
海部元首相と二階総務会長は共に、現在の日中関係の改善・発展の趨勢への喜びを表明し、日中国交正常化35周年を契機に、両国間の交流と協力を全面的に推進し、日本国民2万人の訪中活動を成功させる意向を示した。
「人民網日本語版」2007年9月3日