アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議のためオーストラリアを訪問中の胡錦濤国家主席は9日シドニーで、香港特別行政区の曽蔭権行政長官と会談した。
曽長官は香港情勢と新内閣の活動について胡主席に報告し、香港特区への中央政府の力強い支持に感謝を表明した。
胡主席は新内閣の活動に十分な評価を与え、「現在、香港情勢は全般的に良好で、経済成長が続き、民生も改善が続いている。香港特区政府が引き続き人民本位の施政理念を確立し、政策の策定と執行の過程において民意を十分に把握し、自己の強みを発揮し、国際的な貿易・金融・海運センターとしての香港の地位を維持し、政治制度の発展の問題を香港の実情に基づいて漸進的に処理し、香港の経済発展と民生の改善をさらに推進することを希望する」と述べた。
「人民網日本語版」2007年9月10日