9月10日、合同海上軍事演習を実施中のイギリス海軍の「アーク・ロイヤル(Ark Royal)」号空母と中国海軍の艦艇。
9月10日、中英の海軍がボートを出し、救護のスタッフたちを「事故を起こした」船舶に輸送しているところ。
9月10日、軍事演習が終わった後、両国の海軍が海上で送別式を行っているところ。
同日、「広州」号ミサイル駆逐艦と「微山湖」号総合補給艦からなる中国海軍艦艇編隊は、イギリス海軍の「アーク・ロイヤル」号空母とともに、イギリスのポーツマス近くの大西洋の海域で非伝統的安全分野の軍事演習を成功裏に実施した。
これは、中国海軍艦艇の初めての空母との合同軍事演習実施でもあり、中国海軍初の大西洋海域における軍事演習実施でもある。
今回の演習の設定は、G国のある船舶が海上で事故に遭い、船室で火事が起こり、怪我人も出た。G国政府の依頼に応じて、中英両国の海軍艦艇が緊急出動し、事故に遭った船舶を捜し、救援を実施するというものであった。
15時40分、予定の演習内容を終了した中英の海軍は海上で別れた。
演習終了後、中国海軍艦艇編隊の指揮官兼南海艦隊の蘇支前副司令官は「今回の中英合同軍事演習の成功は、中国の軍事・外交分野での新たな開拓や使命の変化を示している。中国軍隊の対外軍事交流と協力が不断に深まり、海軍艦艇編隊にとって、着実に交流と協力のレベルを引き上げ、積極的な政治的、軍事的意義を有している」と語った。
「チャイナネット」 2007年9月11日