楊潔チ外交部長と潘基文国連事務総長は11日夜に電話会談し、ダルフール問題や気候変動問題について意見交換した。
楊部長はダルフール問題の適切な解決に向けた潘事務総長の積極的な努力を称賛。「中国は平和維持活動と政治プロセスをバランス良く推進し、スーダン・アフリカ連合(AU)・国連の3者枠組の主要ルートとしての役割を十分に発揮することを主張する。新たな政治交渉で実質的な成果が上がることを望む」と強調した。
また「中国は、気候変動への国際社会の対応の問題で国連が引き続き指導的役割を発揮することを支持する。国連の気候変動ハイレベル会合に積極的に参加し、その成功のために貢献していく」と述べた。
「人民網日本語版」2007年9月12日