ジュネーブで開催中の国連人権理事会第6回会合第1段階会議は19日から、普遍的な定期審査の具体的な実施法について一般討論が行われている。
討論に参加している各国の代表は、この定期審査がうまく行われるため、平等に基づいた全面的かつ詳しい実施規則を制定することで意見が一致した。
その中で欧州連合の代表は、「定期審査には、レベルの高い人権専門家の参加が必要だ」と強調し、また人権理事会に対して、ほかの国際人権組織と協力することを提案した。
一方、アフリカの代表は、「新たな仕組みは、これまでのやり方を繰り返してはならない」と主張した。また、発展途上国などがその人権報告を十分に準備できるように、関係機関に対して資金や技術の支援を要求した。
「中国国際放送局 日本語部」 2007年9月20日