外交部の姜瑜報道官は20日の定例会見で、米国務省発表の「世界各国の宗教の自由に関する年次報告書」の中国に関する記述について、記者の質問に答えた。
――米国務省は先日「世界各国の宗教の自由に関する年次報告書」を発表した。中国に関する記述では、中国の宗教政策と宗教の自由に関する状況を引き続き非難している。これについてコメントは。
米国務省のいわゆる「世界各国の宗教の自由に関する報告」の中国に関する記述が、中国の宗教・民族政策をいわれなく非難していることは、国際関係の基本ルールへの違反、中国の内政への公然たる干渉であり、中国はこれに強い不満と断固たる反対を表明する。
中国の各民族・各地区の人民は、法に基づき十分な信教の自由を享受している。公民の信教の自由の尊重と保護は、中国政府の長期的な基本政策だ。これは否定や事実の歪曲を許さない。われわれは米側に対し、宗教などの問題を利用した中国への内政干渉をただちに停止し、両国の相互理解・信頼の増進に有益なことを多く行うよう要求するものである。
「人民網日本語版」2007年9月21日