歌声で友情を伝える
2007年6月19日、中日青年交換の夕べで、再び『四季の歌』を合唱する芹洋子さん(左)と彭麗媛さん
2007年6月19日、中日青年交換の夕べで、再び『四季の歌』を合唱する芹洋子さん(左)と彭麗媛さん 「芹洋子」と聞いても、ほとんどの中国人はよく知らないだろう。しかし、もし彼女が歌った『四季の歌』と聞けば、知らない人はほとんどない。とくに1980年代、この歌は中国全土で人々に広く歌われた。
3000人の訪中の時、芹洋子さんも「日本の音楽の使者」として参加した。わずか2歳だった娘も連れてきたが、「最も小さな音楽の使者」とかわいがられた。
交歓会で、芹さんは中国の歌手の彭麗媛さんと舞台に立ち、いっしょに『四季の歌』を歌った。
それ以来、芹さんは11回も中国に来て、北京や上海、南京、大連などでコンサートを開いた。今回も中国に来て、彭麗媛さんと再びいっしょに『四季の歌』を歌い、中国の人々の喝采を受けた。
芹さんは帰国したら、コンサートを開いて、中国の若者の生活状態や、上海万博、北京オリンピックの準備が着々進んでいる状況など、中国で見聞したことを日本の人々に伝えたい、と思っている。
残念なことに、今回、娘さんは怪我のため、中国に来られなかった。近い将来、娘さんの楽団といっしょに中国に来て、コンサートを開きたい、と芹さんは考えている。
「人民中国」より2007年9月24日