外交部の姜瑜報道官は25日の定例記者会見で、国内外の記者の取材に応えた。
――自民党の新総裁に福田康夫氏が決まり、新首相になる。福田氏はアジア外交と対中関係を重視し、首相就任後は靖国神社に参拝しないと表明している。福田氏の対中政策を中国側はどう見るか?また、安倍晋三氏が今秋に訪中する予定だったが、安倍氏は首相を辞任した。中国は福田氏を訪中に招くのか?
姜報道官:われわれは福田康夫氏がまもなく(会見の時点で首相就任は正式には決まっていなかった)日本の新首相になることを祝福する。
中国政府はこれまでと同じく中日友好政策を堅持していき、中日間の3つの政治文書の原則を基礎とし、日本と共に努力して、戦略的互恵関係を推進し、中日関係が健全で安定した軌道で前向きに発展していくよう推し進める。
両国のハイレベル交流は両国首脳の重要な共通認識であり、中国側は日本と共に、この共通認識をしっかりと実行していきたい。
「人民網日本語版」2007年9月26日