国務院は先月30日、人民大会堂で国慶節（建国記念日、10月1日）の祝賀レセプションを開催し、中華人民共和国の成立58周年を祝福した。温家宝総理はレセプションで次のようにスピーチした。

  新中国の成立以来、国には巨大な変化が生じた。特に改革開放は、人々の積極性と創造性を極めて大きく動かし、国の経済、政治、文化、社会が全面的に発展するというまったく新しい局面を切り開いた。これにより総合的な国力が大幅に向上し、人々の生活が目立って改善され、国際社会における中国の地位が上昇を続けた。われわれが歩む中国の特色ある社会主義路線は、民を豊かにし国を強くする道のりである。

  われわれのような10数億の人口を擁する大国において現代化建設を進めるということは、人類の歴史にかつてなかった壮大な試みだ。われわれはすでに偉大な成果を上げているが、今後の道のりはまだまだ長い。これから進む道にはチャンスもあれば挑戦もある。われわれは、中国の特色ある社会主義路線をしっかりと歩み、改革開放を堅持しさえすれば、必ず中国を豊かで民主的かつ文化的で調和の取れた社会主義現代化国家にすることができると信ずる。

  「人民網日本語版」2007年10月1日