韓国の盧武鉉大統領と朝鮮の金正日総書記は3日、平壌の百花園迎賓館で2度の首脳会談を行った。盧大統領は会談の結果に満足の意を示した。首脳会談は予定通り4日に終了する。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
朝鮮中央通信は、金総書記と盧大統領が同日、平壌の百花園迎賓館で単独会談を行ったことを報じたが、具体的な内容は明らかにしていない。韓国メディアは、両国間の平和メカニズムの構築、経済協力、非核化などが集中的に話し合われたと報じている。
韓国大統領府の千皓宣報道官は3日、「韓朝両首脳は2度の会談で存分に意見を交換した。会談は率直な雰囲気の中行われ、盧武鉉大統領は会談の結果に満足の意を示した」「両首脳は4日午前に共同文書を発表し、大統領は予定通り午後帰国する。」と述べた。盧武鉉大統領は3日、平壌でマスゲーム『アリラン』を観覧し、韓国側主催の答礼夕食会に出席した。
韓朝各界の高官と代表は平壌で3日、政治・経済・文化など各分野の交流と協力について、7部会に分かれ協議を行った。
「人民網日本語版」2007年10月4日