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外交部:「臓器売買禁止」に違反した日本人逮捕
発信時間: 2007-10-17 | チャイナネット

外交部16日の定例会見での劉建超報道官と記者とのやりとり。

――瀋陽市公安局は1人の日本人を逮捕した。公安部によると、この日本人は法に背き、臓器売買を行ったからである。中国は同案件をどのように処理するか。その日本人はどんな違法行為をしたのか。

これに対し、劉建超報道官は次のように答えた。

逮捕されたのは遼寧省瀋陽市における日系独資企業IPC情報諮問有限公司法人の長瀬博之である。調査により、同社は2004年から、「中国国際臓器移植支援センター」の名義で、インターネットで情報を公開し、日本人患者に臓器移植サービスをする情報を提供してきた。これは同社の登録時の業務範囲を超えたものであり、中国衛生部の「臓器売買禁止」の関連規定に違反する行為でもある。不法経営の疑いで、長瀬博之はすでに瀋陽市人民検察院が法律に基づいて逮捕した。案件に関わったほかの人も公安機関によって拘束された。目下、同案件は審理中である。

「チャイナネット」2007年10月17日

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