アメリカのブッシュ大統領は16日、ホワイトハウスでダライ・ラマ14世と会見した。
これに対して、中国外交部の劉建超報道官は17日、北京で記者の質問に答えた際、「アメリカの指導者がダライラマと会談したのは中国への内政干渉であり、これに対して中国は断固として反対する」と述べた。
この中で、劉建超報道官は「この数十年のダライラマの言動から見れば、彼は宗教を利用して、長期的に祖国の分裂活動に従事している政治亡命者である。アメリカの指導者が彼と会ったことは、国際関係の基本準則に背き、中国国民の感情をひどく傷つけた。これに対して、中国側は強い不満を示すと同時に、アメリカと何度も厳正なる交渉を行った」と指摘した。
「中国国際放送局 日本語部」 2007年10月17日