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ヨルダン国王「中国は中東各国の信頼できる友人」
発信時間: 2007-10-30 | チャイナネット

胡錦涛国家主席の招請に応じ、ヨルダンのアブドラ・ビン・フセイン国王が10月29日から11月1日まで中国を公式訪問している。アブドラ国王は出発前に首都アンマンの王宮で人民日報の取材に応じ、中東と世界の平和と安全の推進において中国が果たしている役割を高く評価した。

アブドラ国王は「今年はちょうどヨルダンと中国の国交樹立30周年にあたり、今回中国を友好訪問することには特別な意義がある。過去30年間、両国関係は良好な発展を経てきた。ヨルダン政府は、今後両国関係が必ずやさらに全面的・健全な発展を遂げ、エネルギー安全保障・貿易成長などの分野で積極的な協力が行われるものと信じる」と述べた。

中東問題における中国の役割についてはまず、国連安保理の常任理事国として中国が発揮している積極的な役割を肯定。さらに中東特使の任命、レバノンへの軍事監視要員の派遣、ダルフール問題解決への積極的な参与といった、中国の外交活動を高く評価した。アブドラ国王は中国が今後も引き続き各分野で役割を発揮することへの期待を表明。「中国は中東各国が等しく信頼できる友人だ」と述べ、ヨルダン政府として中国側と共に、地域問題でさらに幅広く積極的な役割を果たしていく意向を示した。

「人民網日本語版」2007年10月30日

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