温家宝総理は5日午後、特別機でモスクワ入りし、ロシア公式訪問を開始した。
温総理は空港でステートメントを発表。「中ロの戦略的協力パートナーシップは健全で安定した発展を続け、かつてない高いレベルに到達している。中ロ『国家年』に力強い推進の下、両国上層部は頻繁に交流し、各分野の実務協力は不断に拡大・深化し、国際問題では緊密な戦略協調を維持している。中ロ関係の急速な発展は、両国国民に巨大な現実的利益をもたらすとともに、地域および世界の平和と安定の維持に重要な貢献を果たした」と指摘した。
さらに「中国政府は対ロ関係を高度に重視している。わたしの今回の訪問は、両国間の戦略的協力パートナーシップと各分野の実務協力の一層の推進について、ロシア側の指導者と率直で誠実な、踏み込んだ意見交換を行うことが目的だ。プーチン大統領と会談し、ズブコフ首相と第12回中ロ定期首相会談を行い、『中国年』閉幕式に共に出席する」と表明した。
温総理はベラルーシ訪問を終えた後、モスクワ入りした。
「人民網日本語版」2007年11月6日