広東省東莞市の第14期人民代表大会常務委員会第5回会議が5日、市内で開かれ、市の第14期人民代表大会第2回会議を14日から16日まで市内の会議施設で開くことを決定した。会議では広東省第11期人民代表大会に出席する市からの代表を選出し、市人民代表大会常務委員会のメンバーの補欠選挙を行う。
市人民代表大会常務委員会の馮同恩・副主任によると、省人民代表大会常務委員会は各地の省代表の定数を変えないことを決定しているが、東莞市の省代表定数は第10期から特別に1人増やされて13人。増やされた1人には、現在仕事の現場で働く省外出身の農村出稼ぎ労働者をあてることが求められているという。市人民代表大会の関係者によると、これまでに市が選出した省代表は東莞市の戸籍を持つ人員に限られていたため、省代表として出稼ぎ労働者を選出するのは東莞市としては今回が初めてとなる。「南方都市報」が伝えた。
「人民網日本語版」2007年11月6日