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中米外相会談、対台湾武器売却の停止を促す
発信時間: 2007-11-27 | チャイナネット

楊潔チ外交部長は26日、ライス米国務長官とワシントンで会談した。楊部長は「中米関係は現在全体的に言えば、安定した発展の積極的な基調を保っている。両国間の各分野の交流と協力は深まり続け、重大な国際・地域問題における協議と協調も大きな成果を上げている」と述べた。新華社が伝えた。

楊部長は台湾問題について「台湾海峡は現在、非常に複雑で敏感な情勢にある。陳水扁氏は国際社会の反対を無視して、勝手放題に、一層ひどく、分裂活動『国連加盟住民投票』を推進し、『台湾の法理上の独立』を図り、台湾海峡の平和と安定を深刻に脅かしている」と指摘した。

楊部長はまた、ブッシュ大統領と米国政府が「1つの中国」政策の堅持、中米間の3件の共同コミュニケの遵守、「国連加盟住民投票」と「台湾名義での国連加盟」への反対を繰り返し言明していることを称賛。「『国連加盟住民投票』に反対し、これを阻止し、台湾海峡の平和・安定を守ることは、中米の共通利益に合致する」と指摘。中米間の3件の共同コミュニケを実際の行動によって履行し、台湾問題において中国側に示した厳粛な約束を恪守し、台湾への先進武器の売却を停止し、陳水扁当局に誤ったシグナルを送らず、台湾海峡の平和・安定と中米関係の大局を共同で守るよう米側に促した。

ライス長官は2国間関係に関する楊部長の見解に賛同。「米側は米中の各分野の対話を重視しており、実質的な成果が上がることを希望している」と表明した。また、「1つの中国」政策を堅持するとともに、台湾当局による「国連加盟住民投票」と、台湾海峡の現状の一方的な変更に反対する考えを重ねて言明した。

両外相は朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の次の段階の作業や、イラン核問題についても意見交換した。

写真:楊部長とライス長官の会談

「人民網日本語版」2007年11月27日

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