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胡総書記「各国の労働者の権益を共に守ろう」
発信時間: 2008-01-08 | チャイナネット

胡錦涛・中国共産党中央総書記(国家主席)は人民大会堂で7日午前、国際フォーラム「経済のグローバル化と労働組合2008」の開幕式に出席し、スピーチを行った。スピーチの概要は次の通り。

経済のグローバル化は各国の発展に貴重なチャンスと同時に厳しい試練ももたらした。経済のグローバル化が均衡・等しい恩恵・ウィンウィンの方向へ発展するよう促し、発展途上国を始めとする各国の発展にプラスの条件をもたらす国際経済・貿易・金融体制の実現に努力し、21世紀を人々が発展を享有する真の世紀にすることは、各国が持続可能な発展を実現し、各国の広範な労働者が名誉ある労働を実現するための重要な条件だ。各国の労働組合は共に対策を図り、マイナス面を排除してプラス面を確保し、経済のグローバル化の健全な発展を促し、世界経済の成長が各国人民に恩恵をもたらすようにするべきだ。

現在の世界において、各国の労働者の権益は一層緊密に連関しており、皆で共に研究し、守っていくことが必要だ。各国の労働組合は一層対話を強化し、平等に交流し、共通点を求め相違点を保留し、相互尊重・友好協力・民主調和に基づく国際労働組合関係を共同で推進し、各国の労働者の権益を適切に保護し、世界平和の維持と共同発展の促進に積極的な貢献を果たしていくべきだ。

中国政府は中国の労働組合の地位と役割を非常に重視しており、中国の労働組合が法律と規約に基づき活動を行い、広範な労働者と緊密な連携を持つことを支持し、労働者の権益を適切に保護している。

写真:開幕式を前に国際・地域労働組合の指導者と親しく会見する胡総書記

「人民網日本語版」2008年1月8日

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