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チベットの活仏、転生者決定に必要な3原則
発信時間: 2008-03-08 | チャイナネット

西蔵(チベット)自治区の向巴平措(シャンバピンツォ)主席は7日、「活仏の転生者の決定には、歴史的な慣例・宗教上の規則・中央政府の認可という3つの原則および国家の関連法規を守る必要がある」と述べた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

向巴平措主席によると、活仏の転生者の決定に際しての歴史的な慣例と宗教上の規則は早くから制度化が進んでおり、重要な活仏の転生にあたっては「金瓶掣簽(金瓶に入れたくじを引く儀式)」が必要で、中央政府の許可も必要とされてきた。向巴平措主席は、「これらの原則を破って転生者の選定を行えば、チベット人やチベット仏教の信者たちは承諾しないし、その失敗は目に見えている」と述べた。

中国国家宗教事務局は昨年7月18日に「チベット仏教活仏転生管理弁法」を発表、同法は9月1日に施行されている。同法により、中国政府による活仏の転生管理はよりいっそう法制化され、活仏の転生管理の規範化、信仰の自由の法律による保護、チベット仏教の正常な秩序の維持、社会主義調和社会の構築は大きく進んだ。

向巴平措主席は、「チベットは現在、空前の求心力を見せている。チベットで行われるオリンピック関連活動は必ず成功するだろう。オリンピックを妨害しようとする活動は絶対にうまくいかない」と断言した。

「人民網日本語版」2008年3月8日

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