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胡錦涛主席 甘粛省の震災救援と再建活動を視察 |
発信時間: 2008-06-02 | チャイナネット |
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四川省汶川県で発生した大地震は、隣の甘粛省の一部の地域も大きな被害を受けた。中国共産党中央委員会総書記、中央軍事委員会主席の胡錦涛国家主席はこれを非常に重視し、陝西省の救援活動を視察した後、被害の大きかった甘粛省の隴南市に向かった。そして被災地の人々や救援活動に参加している兵士たちを見舞い、被災地救援と再建活動について指導した。 胡主席は6月1日、中国共産党甘粛省委員会の陸浩書記や徐守盛省長の案内で、非常に不便な交通状況の中、隴南市の康県と武都区を視察し、同地の幹部や被災者たちと再建計画を検討した。正午には蘭州軍区の隴南警備区のテントで簡単に昼食を済ませ、被災地での視察を続けた。 今回の地震で、隴南市にある第一人民病院のビルも倒壊の危険にさらされている。そのため病院はテントを建て、地震後はここで196人の負傷者が手当てを受け、今でも93人の負傷者が治療を受けている。胡主席はテントの病院を訪ね、負傷者や医師を心から見舞った。 また胡主席は、パキスタンが派遣した国際医療チームが負傷者を治療しているテントを訪ね、パキスタンの医師たちと握手を交わした。胡主席は、「中国の人々が大きな地震で被害を受けた困難な時期に、パキスタン政府は自らが受けたと同じように中国側に深い同情を表し、救援物資を寄付して医療チームも派遣してくれた。すぐれた技術で負傷者の手当てを行っているみなさんは、生命の危険がある人を救助し,負傷者を世話するという人道主義の精神、そしてパキスタンの人々の中国の人民に対する深い友情を具体的に表している。私は中国とパキスタンの友情が永遠に変わらないことを心から願っている」と語った。 胡主席はその夜、列車内で会議を行い、中国共産党甘粛省委員会、甘粛省政府による震災救援や復興再建についての報告を聞いた。そして甘粛省が震災救援活動で収めた重大な段階的な成果を認め、甘粛省の幹部や民衆が中央政府の決定に従い、震災救援活動の全般的な勝利を収めるために全力を出し、社会や経済発展の良好な勢いを保って、社会の大局の安定を維持することを求めた。 「チャイナネット」2008年6月2日 |
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