中国外交部の姜瑜報道官は17日の定例記者会見で、「東中国海での中国の立場は変わらない」と重ねて言明した。

記者：日本のメディアは中日が東中国海問題についてまもなく合意に達すると報道したが、中国側のコメントは。

姜瑜報道官：中日両国は、東中国海問題に関して合意に達した後、適当な時期に発表することになっている。

強調したいのは、双方は東中国海を平和、協力、友好の海にするという、両国の指導者が合意に達した重要な共通認識に基づいて、関連の問題を適切に処理し、その結果は互いにメリットがあり、ウィン・ウィンのものだということだ。

東中国海に関する問題で中国は、一貫してその主張や立場を変えていない。つまり春暁油田は完全に中国主権の範囲であり、共同開発とは関係ない。また東中国海の境界問題では、中国は依然していわゆる「中間線」を認めないという立場を変えていない。

「チャイナネット」　2008年6月18日