賈慶林・人民政治協商会議全国委員会(全国政協)主席は2日、日本の二階俊博・自民党総務会長と人民大会堂で会談した。
賈主席は「今年5月の胡錦濤主席による日本への『暖春の旅』は見事な成功を収め、両国の戦略的互恵関係に新局面を切り開いた。両国首脳が調印した『戦略的互恵関係の包括的推進に関する中日共同声明』は、両国関係の発展を指導する第4の政治文書となった」と指摘。「今年は中日青少年友好交流年であり、中日平和友好条約の締結30周年にもあたる。中国側はこれを契機に、4つの政治文書の指導の下、引き続き中日の互恵協力を深め、人的・文化的交流を強化し、敏感な問題を適切に処理して、両国関係の長期的で健全な安定した発展を推進していきたい」と述べた。また、日本の政府と民間各界による四川大地震の被災地への支援と、北京五輪への貴重な支持に謝意を表した。
二階総務会長は胡主席の「暖春の旅」を高く評価。中国の政府と人々が震災救援活動で示した一致団結、堅忍不抜の優れた精神に敬服の意を表すとともに、北京五輪の見事な成功を確信していると述べた。
二階総務会長一行は、中国人民外交学会の招待を受け訪中した。
「人民網日本語版」2008年7月3日
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