胡錦涛国家主席と温家宝総理は2日北京で、国連のパン・ギムン事務総長とそれぞれ会談を行った。
胡錦涛主席は席上、「中国は国連との協力を引き続き強化していく。国連は世界の平和と発展にますます大きな役割を果たしている。中国は国連の支持者であり、重要な協力パートナーでもある。中国は国連憲章の主旨と原則を断固として維持し、国連の各分野の活動に参加し、しかるべき責任と義務を真剣に履行し、国際問題や地域問題で国連との交流と協調を保っていく」と述べた。
これに対して、パン・ギムン事務総長は、「国連は中国が世界平和の維持と共同発展の促進における役割を非常に重視し、6カ国協議やアフリカ発展などの問題で果たした貢献を高く評価する。国連は、中国との協力を強化し、気候変動や食糧安全などの問題で中国がより大きな役割を果たすよう期待している」と述べた。
また、温家宝総理はパン・ギムン事務総長との会談で、「最大の発展途上国として、中国はミレニアム目標の実現を非常に重視し、国際社会と協力して、ほかの発展途上国に支援を提供し、これらの国と共に発展していきたい」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より2008/07/03 |