昨年上海市で行われた党政機関の副局長ポスト14人の公開選抜に続き、市委員会は近く、指導幹部16人を社会から公開選抜する。幹部選抜・任用の民主化を拡大し、透明で平等な登用環境を整え、競争によって優秀な人材を発掘していく考えだ。「新聞晨報」が伝えた。
人材採用の視野を広げるため、今回の公開選抜はそれぞれのポストによって応募条件が異なる。なかでも、上海音楽学院院長のポストは世界中から募集し、専門知識が必要な大学や研究所の指導ポストは全国から選抜する。
選抜の過程については、応募・書類審査・筆記試験・面接・グループ調査の5段階を経て採用となる。市公開選抜指導グループによって応募条件や手続きの具体内容が公開される。
今回募集されるのは、党政機関をはじめ、大学、研究所、企業などの指導ポスト。具体的な募集ポストは次の通り。
市人民代表大会常務委員会副秘書長、市民政局副局長、市統計局副局長、市政協対外友好委員会専属副主任、市政府発展研究センター副主任、上海音楽学院院長、上海理工大学副学長、上海体育学院副院長、上海応用技術学院副院長、上海商学院副院長、上海科学院副院長、上海市科学学研究所所長、上海社会科学院歴史研究所副所長、上海社会科学院法学研究所副所長、上海国際問題研究院副院長、上海電影(集団)公司副総裁。
「人民網日本語版」 2008年09月19日 |