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海協会と海基会のトップ、台湾で初の会談
発信時間: 2008-11-04 | チャイナネット

海峡両岸関係協会(海協会)の陳雲林会長一行が3日、台湾に到着、忙しい訪問日程が組まれている。1日目の多忙なスケジュールを終え、4日には陳雲林会長と台湾側の海峡交流基金会(海基会)の江丙坤理事長が会談する「第2回陳江会」が行われる予定で、両会のトップが台湾で会談するのは今回が初めて。海峡両岸(大陸部と台湾)の対話が歴史的な一歩を踏み出すことになる。

海基会の歓迎セレモニーで乾杯する、陳雲林会長夫妻と江丙坤理事長夫妻

歓迎セレモニーで言葉を交わす陳雲林会長と江丙坤理事長

歓迎セレモニーであいさつする陳雲林会長

陳会長は3日、台北市に到着後に行われた海基会による歓迎セレモニーで、「今回台北で行う対話は、海峡両岸の人々の切実な希望を両肩に背負っており、責任が重く、光栄な使命である」と語り、次のように続けた。

今回の訪台には2つの主な目的がある。第一に、大陸部・台湾直行チャーター便、海上直行便、郵政協力、食品安全など4つの議題について海峡交流基金会と話し合い、協議書に署名すること。第二に、世界の金融混乱が海峡両岸にもたらす影響にいかに対処するか意見を交わすこと。また、観光協力の方面でできるだけ早く双方の対応を改善し、大陸部住民の台湾への観光人数を増やすことについて十分な意見を交換。さらに、海峡両岸の金融に関する議題、および来年の両会(全人代と全国政協)で話し合われる議題について準備を行う。

今回の対話の目的は非常に明確で、非常に単純でもある。どのテーマも海峡両岸の人々にとってはプラスになることで、政治問題および台湾内部のいかなる政治議題に関わる内容はない。

「人民網日本語版」より 2008年11月4日

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