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呉邦国全人大委員長、アフリカ5カ国訪問に出発 |
発信時間: 2008-11-04 | チャイナネット |
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アルジェリア、ガボン、エチオピア、マダガスカル、セーシェルのアフリカ5カ国の招きで、中国全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は3日午前、5カ国歴訪に向かった。訪問期間中は、エチオピアの首都アディスアベバに本部が設置されているAU・アフリカ連合も訪問する予定である。これは、2006年に北京で開催された中国・アフリカ協力フォーラムに続いての中国とアフリカ諸国との間の極めて重要な対話とされている。 呉委員長、アルジェリアに到着 今回の訪問では、呉委員長は各国の議会関係者と会談し、立法機関の間の交流と協力について意見を交換することになっている。また、議会に当たる中国の人民代表大会制度と民主的法整備の成果について紹介する予定である。全国人民代表大会常務委員会の曹衛洲副事務局長のコメントである。「相手国の議会の優れた経験を取り入れて、双方の更なる関係を促進することを期待しています。中国は各国議会とあらゆる分野で交流を進め、協力を繰り広げていきたいです。」 今回の訪問は、現地時間の4日から正式に始まる。ところが、2年前の11月4日は中国・アフリカ協力フォーラムの北京サミットが開催された日でもある。北京サミットでは、政治面で平等と相互信頼、経済面で協力と共通の利益、文化面で交流と相互学習といった中国とアフリカの新しい戦略的パートナーシップが確立されました。2年後の今回の訪問の意義について、外交部アフリカ局の許鏡湖局長がこのように話している。「今年は北京サミットから2年目になる。この重要な時期にアフリカを訪問することは、中国とアフリカ諸国との友好協力関係を促進することはもちろんのこと、新しい戦略的パートナーシップの確立などを促す上で大きな役割を果たすことだろう。」 訪問中、呉委員長は各国との経済技術協力プロジェクトの調印式にも出席する予定で、また、協力プロジェクトの進捗状況を視察することにもなっている。 2年前の北京サミットでは、胡錦涛国家主席はアフリカの発展を支援する8つの措置を発表した。アフリカ連合の会議センターの建設支援は、その中の一つです。訪問中、呉委員長はセンターの着工式に出席する予定である。外交部アフリカ局の許鏡湖局長は 「アフリカ連合の会議センターの建設支援は、タンザニア・ザンビア鉄道建設に続くアフリカで最大のプロジェクトである。このプロジェクトは、2010年に完成する見込みだ」と話す。 今回の訪問を通じて、中国はアフリカと国際問題で協調や協力を強化し、支援プロジェクトの実施を促進し、資源開発と利用、人的交流、農業や観光分野における実務的な協力を促し、中国企業のアフリカでの投資を奨励するとしている。 「中国国際放送局 日本語部」より 2008年11月4日
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