パキスタンのザルダリ大統領は13日、中国との戦略的パートナーシップを非常に重視しており、経済貿易における協力活動を着実に推し進めながら、中国系企業を対象とした優遇政策を講じることを考えていると明らかにした。

この日、パキスタンの大統領官邸で中国とパキスタンの協力活動に関する第三回ハイレベル会議が開かれ、パキスタン駐在の羅照輝中国大使が出席しました。ザルダリ大統領はその中で、「中国の発展は世界中を驚かせた。パキスタンは中国に学ぶべきで、中国の発展を通じて利益を得る方法を見出す必要がある。中国が一貫してパキスタンに政治の支持と経済の援助を提供してきたことに感謝する。パキスタン政府は中国系企業を対象とした優遇政策を講じ、互いに利益を得て、共に発展を遂げようと目指している」と述べた。

これに対して、羅照輝大使は、パキスタンとの関係を積極的に進めていくという中国の立場を改めて強調し、パキスタンと協力して両国間の互恵協力を絶えず推し進めていきたいと述べた。

「中国国際放送局　日本語部」より2008年12月15日