回良玉副総理は28日、ベラルーシの首都ミンスクで、シドルスキー総理と会談した。

席上回良玉副総理は、「中国とベラルーシは終始相互に尊重しあい、信頼しあってきた。両国の友好協力関係は時と情勢変化の試練に耐え、順調に進んでいる、両国首脳が達した重要な共通の認識事項を積極的に実施していかなくてはならない。貿易、農業、人文など分野の交流を強化するとともに、通信、電力、インフラ整備といった大型プロジェクトの協力実施にも力を入れ、両国関係をより高いレベルに引き上げていきたい」と述べた。

これに対してシドルスキー総理は、「ベラルーシは、中国が世界の平和と発展の推進で果たしている重要な役割を高く評価する。中国がベラルーシの経済発展に援助を提供してくれたことに感謝する。中国との友好関係を発展させることは、ベラルーシの外交では優先的位置にある」と強調した。

「中国国際放送局　日本語部」より　2009年8月29日