国連のパン・ギムン事務総長は29日に声明を発表し、朝鮮と韓国が離散家族を中秋節に再会させることで合意に達したことを歓迎した上で、この人道的な行いを今後とも継続していくよう希望した。

パン事務総長は声明の中で、「朝韓両国が来月、離散家族を再会させることでに合意に達したことを歓迎するとともに、朝鮮が29日、不法に国境を越えたとして拘束した韓国の漁民4人を釈放したことを喜ばしく思う」と述べた。

さらに、「近頃、両国関係に大きな進展が見られ、大変励まされる。これらの措置が、両国関係の改善を促すような雰囲気をつくり、朝鮮半島の核問題を始めとする懸案事項の平和的な解決にプラスになればと願っている」と述べた。

「中国国際放送局　日本語部」より　2009年8月30日