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革命宮殿で会談する両氏 |
キューバを公式友好訪問中の呉邦国・全人代常務委員長(中共中央政治局常務委員)は現地時間2日午後、ラウル・カストロ国家評議会議長兼閣僚評議会議長(キューバ共産党中央委員会第2書記)と革命宮殿で会談した。
呉委員長は「中国はキューバとの友好協力関係の発展を一貫して高く重視している。中国は両国関係の発展の現状に満足し、両国協力のすばらしい未来への自信に満ちている。キューバ側と共に努力し、政治、経済、人と文化など各面の交流と協力をさらに推し進め、両国関係を新たな水準へと引き上げたい」と述べた。
カストロ議長は「キューバと中国は共に社会主義国だ。国情は異なり、発展の段階も異なるが、中国の発展の経験はキューバが学び、参考にするに値する。中国はその発展に伴い、国際問題における地位と役割を不断に高め、世界の平和と発展の事業における重要なパワーとなっている」と述べた。
両氏は重要な国際・地域問題についても踏み込んで意見交換し、幅広い共通認識に至った。
「人民網日本語版」2009年9月4日