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中国海軍1万トン級の医療船が初の巡回診療へ |
発信時間: 2009-10-21 | チャイナネット |
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医療船「平和方舟」号に乗り組む海軍の兵士たち(10月20日)
「万里の海岸地帯での『平和方舟』医療サービス活動」の出発式が、上海の呉淞軍港で20日に行われた。中国海軍の1万トンクラスの医療船「平和方舟」号は、32日間の巡回診療の期間に北から南へ5000海里航行し、大連の海洋島や南澳島など18の島や礁、港に停泊することになっている。 今回の巡回診療で診察を受けるのは、沿海の島に駐屯する公安の国境警備軍や武装警察、軍隊のほか、西沙や南沙で働く漁業行政の職員や漁民、沿海諸島の住民たちだ。診察は島でよく見られる病気や多発性の病気、難病などが中心で、安全で効果が顕著な外科手術の以外にも、医療船に装備されている遠距離での立会い診察システムを利用して、難病や特殊な病気への診察を実施することができる。 新世代の海上応急医療保障を担う「平和方舟」号は、中国が自主研究、製造したもので、医療設備は国内の先進的なレベルに相当する。「平和方舟」号は中国人民海軍成立60周年記念の多国籍海軍合同イベントにも参加している。
「チャイナネット」 2009年10月21日
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