賈慶林・全国政協主席(中共中央政治局常務委員)は28日午後、江丙坤理事長率いる台湾「海峡交流基金会」報道交流団一行と北京の人民大会堂で面会した。双方は両岸の報道交流の促進、両岸関係の発展などについて意見交換した。
賈主席は「江理事長率いる海峡交流基金会報道交流団と会えたことを嬉しく思う。海峡両岸関係協会と海峡交流基金会は両岸協議の制度化という重要な任務を担うのみならず、両岸交流の促進を促し、両岸の人々の権益を守り、両岸の人々の感情を1つにするうえで重要な役割を発揮している。双方はすでに、4回目の会談を12月中旬-下旬に台中市で行うことで合意した。現在、準備作業が着実に進められている。会議の円満な成功を祈る」と述べた。
江理事長は「台風8号による被害の後、大陸各界は積極的に寄付を行い、無私の援助を差し伸べ、血は水よりも濃いという両岸人民のよしみを形にした。海峡交流基金会と台湾民衆を代表して、重ねて謝意を表す。台湾の関係方面は、海峡両岸関係協会から受け取った被災者救援金を復興事業に用いるため、現在計画を立てている。両岸の報道交流は、両岸人民の相互理解の増進、両岸関係の平和発展の促進に対して、重要な役割を果たす。両岸のメディアはさらに交流を強化すべきだし、産業協力も行える。両岸が適切な時期に、報道交流について協議し、合意を形成し、協力を推進することを希望する。海峡両岸関係協会の代表団が協議のため再び台湾を訪れることを歓迎する。協議の成功を確かなものとするため、積極的に手配を進める」と述べた。
「人民網日本語版」2009年10月29日 |