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胡主席、気候変動非公式朝食会に出席 |
発信時間: 2009-11-15 | チャイナネット |
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中国の胡錦涛国家主席はシンガポールで15日、気候変動非公式朝食会に出席した際、「コペンハーゲン会議は国際社会が共同で気候変動に対応する重要な会議である。会議の成功を目指すことは、各方面の共通の利益に合致する。中国としては、各方面と協力し、この目標の実現に努めたい」と述べた。 今回の朝食会には、APEC18カ国の首脳やデンマークのラスムセン首相が出席した。 胡主席は気候変動対策の次のステップに関して、2つの見解を示した。 1つ目は、『国連気候変動枠組条約』および『京都議定書』は気候変動対策における国際協力に法的な基盤を固めること。『共通だが差異のある責任』の原則は公認の基本原則となっており、『バリ・ロードマップ』は国際協力の方向性を明確にした。各方面はこれらの原則を守り、政治的意志を十分に示すとともに、この意志を協議推進の原動力に転化し、『国連気候変動枠組条約』に定められた目標を実現させるよう呼びかけられた。 2つ目は、各方面が『バリ・ロードマップ』の具体化に向けた協議の中で達された共通認識に基づいて、①先進国が中期的な量的削減目標を引き続き負うこと。②発展途上国は自国の国情に基づき、先進国からの資金援助や技術移転の下で温室効果ガスの排出を削減し、気候変動への適応に努めること。 3つ目は、有効な資金体制を確立し、先進国は発展途上国に資金援助を行う責任を果たすこと。 4つ目は、有効なメカニズムの確立により、環境保全型の技術を発展途上国に普及、移転させ、発展途上国の気候変動対応能力を高めること。 4つの点で合意を目指すことが呼びかけられた。 「中国国際放送局 日本語部」2009年11月15日 |
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