中国公式訪問の日程を無事終えたオバマ米大統領は、18日午後5時頃、特別機「エアフォース・ワン」で北京を発ち、次の訪問国である韓国へ向かった。「中国新聞網」が伝えた。

　今回の訪中は、就任後1年未満のオバマ大統領にとって初の訪中であり、今回のアジア4カ国歴訪の山場でもあった。オバマ大統領は胡錦濤国家主席との会談で、多くの重要な共通認識に至り、21世紀における積極的・協力的・包括的な中米関係の構築に共に努力することや、共通の試練に対応するためのパートナーシップの着実な構築に向けて、的確な措置を講じていく考えで一致した。

　中国現代国際関係研究院の楊明傑研究員は「オバマ大統領の今回の訪問は実り多い成果を上げた。中米が世界志向、未来志向の戦略的相互信頼の構築を本格的に開始したことを意味するものだ」と述べた。

　「人民網日本語版」2009年11月19日