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「新疆独立」組織リーダー、米軍攻撃で爆死
発信時間: 2010-03-04 | チャイナネット
Abdul Haq al-Turkistani
 
Abdul Haq al-Turkistani

AP通信、ロイター、独DPA、パキスタンの英字日刊紙「DAWN(ドーン)」などの各海外メディアが2日伝えたところによると、パキスタンの情報機関「3軍情報統合部(ISI)」とタリバン幹部は1日、米中央情報局(CIA)が操縦する無人機が先月15日、パキスタンの北ワジリスタン地区で攻撃を行い、弾道弾が車両1台に命中、車内にいた「新疆独立」テロ組織「東トルキスタンイスラム運動」(「東伊運」、「東トルキスタンイスラム党」)リーダーのAbdul Haq al-Turkistaniと党員2人が死亡した証言したという。

パキスタンのある情報官は匿名で、「現地からの消息は確認された。Abdul Haq al-Turkistaniは既に亡くなった」と語った。同様にタリバン幹部1人も、Abdul Haq al-Turkistaniが米軍弾道弾の攻撃により爆死したと証言している。

Abdul Haq al-Turkistaniは本名Memetiming Memeti。長年にわたり「アルカイダ」と密接な関係を保ち、アルカイダの「執行委員会」メンバーの一人。2003年11月、「東トルキスタンイスラム運動」前リーダーのHasan Mahsumが射殺された後、新リーダーとなった。その後、Abdul Haq al-Turkistaniはネット上で幾度にもわたり動画を公開、北京五輪破壊を脅迫したほか、世界各地の中国人および中国関連施設への攻撃をほのめかしていた。

「人民網日本語版」2010年3月4日

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