多くの使節は、「このような信頼できる紹介と相互交流は会議と報告の精神を正確に理解し、中国共産党の今後の発展戦略、道と方向を明確に把握し、中国の今後の発展見通しを深く知ることができる」と、今回のブリーフィングを高く評価した。

ベルギーのナス中国駐在大使は中国網（チャイナネット）のインタビューにに対し、「今回のブリーフィングは内容にしても形式にしても非常に意味のあるものだと思う。これはオープンな交流であり、外国の中国駐在使節とこのような交流を行うことは非常に重要である。中国の地域間の発展にまだ大きな差があることは、中国の次期指導グループにとっての一つの試練となるだろう。2020年までに小康社会（いくらかゆとりある社会）を全面的に構築するという目標から、中国が財配分の不均衡の問題の検討、解決に当面取り組むことがわかる。ブリーフィングで、私は中国の党建設と政治の発展の長期目標を知り、中国がこれらの問題に配慮していることがわかった。世界も中国がこれらの問題を解決することを望んでいる」と語った。また、中国の反腐敗の課題について、「腐敗問題は世界各国が直面する問題だが、重要なのは中国が解決に迅速に取り組むかだ」と述べた。

第18回党大会の後に最初に行われた中国駐在使節に状況を説明するための今回のブリーフィングは、各国の中国駐在機構から反響を呼び、中央対外連絡部がこれまで行った特別ブリーフィングの中で出席者が最も多い、最高の外交官クラスの活動となった。2009年10月から、中央対外連絡部は同様のブリーフィングを何度も行い、外国の中国駐在使節に中国共産党の最新の政策と理念を迅速に伝えてきた。