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japanese.china.org.cn | 28. 06. 2013 |
習近平国家主席は27日、韓国の朴槿恵大統領と人民大会堂で会談した。両首脳は中韓戦略的協力パートナーシップの発展、朝鮮半島情勢など重大な国際・地域問題での協力の強化について踏み込んで意見交換し、広範な合意にいたった。
習主席は「国交樹立後の21年で中韓関係は歴史的進展を遂げ、両国および両国民に確かな利益をもたらし、地域と世界の平和・安定維持にも重要な貢献を果たした。中国は中韓関係を強く重視し、対外関係上重要な位置に据えている。現在、中韓関係は新たな歴史的出発点に立っている。各々の経済発展から世界経済の安定的回復まで、地域と世界の重要問題の処理からグローバルな様々な試練への対応まで、中韓両国はいずれにおいても重要な利益を共有し、交流と協力の強化という前向きな願望を抱いている。未来を展望すると、われわれは中韓関係の発展への自信に満ちている。韓国側と共に両国関係の長期的発展についてしっかりと計画し、各分野の互恵協力を全面的に推進したい」と表明した。
また「中韓関係の発展は以下の基本精神に従うべきだ」として(1)互いの選択した社会制度と発展モデルを尊重し、互いの平和的発展を支持し合う(2)強みによる相互補完、相互利益・ウィンウインの原則に基づき、協力を全面的に深化し、共同発展・繁栄を実現する(3)朝鮮半島の非核化プロセスの推進、地域の平和・安定維持に共に尽力する(4)重大な国際・地域問題で調整と協力を強化し、人類の平和・発展事業の推進に貢献する--を挙げた。
朴大統領は「韓中両国は歴史的、文化的に通じ合っている。国交樹立以来、二国間関係は飛躍的に発展した。現在両国関係はこれまでの事業を受け継ぎ将来の発展に道を開く重要な時期にある。現在韓国は『国民幸福時代』を切り拓くことに尽力しており、中国国民は中華民族の偉大な復興の実現に努力している。中国側と戦略的協力パートナーシップを強化し、夢を分かち合い、共に発展し、手を携えて北東アジア地域の平和と繁栄を促したい」と表明した。
両首脳は交流と協力を強化し、中韓戦略的協力パートナーシップを全面的に拡充、深化することで合意した。
一、各分野、各レベルの友好的往来を強化する。両国指導者は引き続き緊密な連絡を保ち、戦略面の意思疎通を深化する。双方は政府、議会、政党間の交流・協力制度の役割を十分に発揮し、政治的相互信頼を強化し、互いの核心的利益と関心事を尊重し合う。
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