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japanese.china.org.cn | 18. 12. 2014

国産早期警戒機KJ-2000、20キロ離れた場所でのマッチ擦りまで見える

タグ: 早期警戒 技術 円盤状

 


 


 

2009年10月1日、1機の早期警戒管制機が離陸し、空中編隊の先鋒として大規模な編隊を率い、1秒の誤差もなく天安門広場の上空を通過した。中国が独自に開発した初の国産早期警戒管制機「KJ-2000」が、中国人の前で初めてお披露目された。人々が歓呼する中、チーフデザイナーの陸軍氏は感極まり涙を流した。彼と開発チームは、この瞬間のために多くを犠牲にした。

早期警戒管制機を見たことがある人なら分かるだろうが、その機体には円盤状のレーダーが搭載されている。その大きさはレーダーの機能、つまり偵察・捕捉能力を左右する。

陸氏は、「この円盤は国産化はおろか、海外から調達し国産機に取り付けるだけでも困難だ」と感慨深げに語った。中国初の真の早期警戒管制機、その開発の難しさはここからも推測できるだろう。特に海外の軍機と比べ、中国の軍機は軽量で、いかに限りある積載量の範囲内で機能が最も優れたレーダーを取り付けるかが、早期警戒管制機の難題となった。陸氏は先人の経験を吸収すると同時に、革新の道を切り開いた。

伝統的なアンテナ型レーダーに別れを告げ、この全面的にフェイズドアレイレーダー技術を採用したKJ-2000は、限りある重量とプラットフォームに機能が最も優れたレーダーを取り付けることで、65トンの軍機で190トンの軍機と同じ捕捉能力を実現した。同機は米国のE-3Cの1世代先を行っている。

KJ-2000は2007年に開発を終了し、部隊に交付された。陸氏率いるチームはわずか5年余りの時間で、すべての開発作業を終えた(西側諸国は10数年)。陸氏は、「20キロ離れたところでマッチに火をつけても、これをはっきり見て取ることができる。すべての装置にこだわり尽くし、満足している」と述べた。

国産早期警戒管制機は世界の発展の歴史における9つの「初」を実現し、100件以上の重要技術を把握し、重大な特許を30件弱取得した。同機は世界で最も遠くを見、最多の機能を持ち、最も複雑なシステムを持つ情報化武器装備の一つだ。

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