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japanese.china.org.cn | 22. 01. 2015

中国の「陸の空母」の謎  日本メディア「海外の予想以上の発展」

タグ: グーグルアース 撮影 空母 

中国の「陸の空母」の謎  日本メディア「海外の予想以上の発展」

グーグルアースが撮影した中国の「陸の空母」とされる写真が21日、中国のネット上で軍事マニアの議論を巻き起こした。国内メディアは数年前、「陸の空母」のより明瞭な写真を発表していた。域外メディアもこの「陸の空母」の用途を誇張して伝えていた。

中国の軍事専門家は、「陸の空母の真の用途は明らかにされていないが、遼寧艦を改造するにせよ、新型国産空母を建造するにせよ、一部の設備の取り付け前に陸地で試験を実施することは極めて正常だ。遼寧艦が公開されてからもう長年になり、陸の空母について過度に解読する必要はない」と指摘した。

陸の空母、その用途は?

海外メディアは数年前、中国の陸の空母について集中的に報じていた。ロシア日刊紙『イズベスチヤ』は2009年11月、「中国が陸の空母を建設したという情報は、ロシア海軍を驚かせた。一部の専門家は、中国が陸の模型を使い、真の空母を設計しようとしていると指摘した。カナダ軍事専門誌・漢和ディフェンスレビューのピンコフ編集長は、イタルタス通信の取材に応じた際に、『武漢市に出現した陸の空母は、ロシア海軍の現役空母アドミラル・クズネツォフをモデルとしており、まるでコピーしたかのようだ』と述べた」と報じた。

ピンコフ編集長は、「武漢市の中国艦船設計研究センター新区に出現した空母の建築物は、クズネツォフとワリャーグのアイランドをフルスケールで模倣しており、空母設備の正確な複製版と言える。武漢市の第701研究所は、中国第1世代空母の設計を担当する部門だ」と指摘した。

産経新聞は、「武漢市の陸の空母の竣工は、中国の空母の発展が海外の予想を大幅に上回り、コンセプトの段階から設計の最終段階に入ったことを暗示している可能性がある。空母のサブシステムも、実際の試験段階に入った。武漢市の陸の空母はすべてのサブシステムの試験を実施できないため、中国がその他の場所に類似するプラットフォームを持ち、ソナー、動力、艦載兵器などの試験を実施している可能性がある」と報じた。

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