3時間後に、大きな情報が伝えられた。習近平氏が24-26日に開かれる中央軍事委員会改革工作会議で、軍隊改革の全面的な計画に関する重要な談話を発表したのだ。国内外メディアはこの情報を真っ先に転載した。

習近平氏は談話の中で、今回の軍隊改革の目標は「中国の国際的な地位にふさわしく、国家安全および発展の利益に適応する力強い国防と軍隊を建設し、『二つの百年』という奮闘の目標、中華民族の偉大なる復興という中国の夢の実現に力強い保障を提供する」ことだと述べた。

習近平氏は軍隊改革の手段について、「指導・管理体制および共同作戦・指揮体制の一体化設計を行う」「戦区の区画を見直し、戦区共同作戦・指揮機構を設立する」「軍事委員会・戦区・部隊の作戦指揮システム、軍事委員会・軍種・部隊の指導・管理システムの構築に力を入れる」と発言した。

習近平氏は、「軍人を30万人削減し、機関および非戦闘機構人員のスリム化に取り組む」と明言すると同時に、「軍種の比率を調整・改善し、軍事力の構造を改善する」と述べた。習近平氏は軍事人的資源の開発・管理・活用について、「軍事人的資源を確かな戦闘力に転化するよう努力する」とした上で、「改革の日程表に基づき、2020年までに情報化戦争に勝ち、使命・任務を効果的に遂行できる中国の特色ある現代軍事力体制を、2020年まで構築するよう努力する」と述べた。

｢中国網日本語版(チャイナネット)｣　2015年11月27日