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japanese.china.org.cn | 20. 09. 2016

厳戒態勢のニューヨーク、李総理が訪問 国連総会での発言に注目

タグ: ハイレベル会合 国連総会 マンハッタン爆発

開発の名刺をより麗しく

李総理は今回の国連総会で、中国が提案した「持続可能な開発目標:私たちの世界を変えるため共に努力する――中国の主張」座談会を開く。この座談会と第71回国連総会のテーマは高度に合致する。国連総会のピーター・トムソン議長は「強く支持する」と表明した。

開発は中国の麗しい名刺だ。中国の積極的な働きかけにより、G20杭州サミットは初めて開発問題を世界のマクロ政策枠組みの目立つ位置に据えた。李総理は今回、自ら持続可能な開発に関する座談会を主宰し、中国の開発の理念と成果を紹介し、世界開発事業を促す新たな措置を打ち出す。これは中国の国際開発協力におけるリーダーシップを強化し、中国の責任ある大国としてのイメージを示すためだ。

中国は座談会で、持続可能な開発のための2030アジェンダを実行するための、国別のプランを発表する。これは世界初の目標と措置のある、国別の実施プランだ。アウェーでホスト外交を展開し、杭州サミットの「ホスト効果」を拡大し続ける。中国の外交力はますます深まっている。

中米関係で先手を取る

中国の首脳は国連による多国間活動に出席するたびに、地理的に近い米国との外交を展開する。李総理は今回のニューヨーク訪問で、オバマ大統領との二国間会談のほか、米国の経済・金融・シンクタンク・メディアなどの各界の重要人物と交流する。そのすべてに見所がある。

中米関係は現在、「微妙な時」を迎えている。まず、中米関係の構造変化が加速している。それから、米国は大統領選を控えている。誰が政権を運営するにせよ、米国の対中政策の調整を行うと分析されている。李総理は中米関係の調整の「前夜」に、米国各界の関係者と広く接触し先手を取ることで、大統領選挙後の対中政策を中米両国の共同の利益により合致させようとしている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年9月20日

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