中国に侵略した旧日本軍が1937年12月に南京大虐殺を起こし、丸腰の一般人と武器を捨てた兵士ら30万人以上を惨殺し、生存者に一生忘れられない痛みと苦しい記憶を残した。南京大虐殺生存者は、悲惨な歴史の「生き証人」だ。79年の歳月が過ぎ、生存者が減っている。2016年11月26日に張福智さん(89)が亡くなると、記録されている生存者は108人のみになった。3年目となる国家追悼日を控え、新華社記者は南京大虐殺の一部の代表的な生存者を選び、カメラによって彼らの痛ましい記憶と生活の現状を記録し、南京大虐殺のすべての罪なき犠牲者を銘記する。
馬秀英さん、1922年生まれ。南京漢中門付近の南衛巷で生活していた馬さん一家は、1937年の冬に災いに見舞われた。18歳の三男は旧日本軍によって列車で連れ去られ、行方不明になった。馬さんと母は難民区に逃れ、生き残った。馬さんは現在、目も耳も足も達者で、息子夫婦と生活している。













